月: 2025年10月

事務所だより

今回の事務所だよりは、先日閉幕した大阪・関西万博になります。
10月9日(木)に弁理士協同組合が企画した万博ツアーに参加してきました。
目的は、10月2日~10日の期間限定で、特許庁と日本弁理士会が共同で開催したパビリオンの見学です。(実は、見学以外にも裏の目的が2つあったのですが、ここでは伏せておきます。(笑))

展示形態としては、各企業や団体が知的財産権を生かして事業を行っていることを主にパネル展示によって紹介するものとなっていました。
また、体験コーナーも5~6箇所程あり、多くの方が熱心に見学・体験をされていました。
内容も難し過ぎず、知財のことをよく知らない初心者や、観光目的で万博会場に来場した観光客が楽に見れる内容になっていて良かったと思いました。
我々は団体見学で優先的に見学させてもらえたのですが、会場前にも本当に多くの方々が行列を作って待っておられました。(写真は我々の見学前の時点を撮影したものですが、我々が見学を終えた時点(一般入場開始直前の時点)では手前の待機順路まで全て人で埋まっていました。)
なお、少し苦言を呈するとすれば、各パネルで紹介した知的財産権の特許番号・登録番号くらいは表示すべきと思いました。

その後、日本館の見学も予約してくれていたので見学してきました。
主に、藻類を用いた廃棄物処理およびリサイクルの考え方を映像やオブジェ展示で紹介するものとなっていました。日本館の目玉展示である「火星の石」も見てきました。
こちらもアカデミックになり過ぎず、楽に見れる内容になっていて良かったと思いました。なお、こちらについては苦言はありません(笑)。

パビリオン見学は上記2箇所のみでしたが、感想としては、今回の大阪・関西万博は70年万博のような各国の国力や最新の科学技術を紹介するものというよりは、世界が共通課題として認識している事案について改めて考える、或いは各国が様々な文化を尊重しつつ自国の素晴らしさを再認識する、「そのキッカケを作ってもらうためのイベント」であったのかなぁ、と思いました。
また、今後二度と経験することがないであろう来場者数20万人という規模がどういうものかということを体感することができましたし、10月9日(閉幕4日前)ということを考えると、ゲート入場を始め、2箇所のパビリオン見学もほぼ待ち時間無しでスムーズに終えることができましたので、キャッチフレーズであった「並ばない万博」を奇跡的に体験することもできました。(因みに裏の目的も達成できました。)

最後に、パビリオンで貰ったグッズや、大屋根リング等の会場の様子を写真で「展示」したいと思います。
関係者の皆様、お疲れ様でした。

 

特許庁・日本弁理士会 共催パビリオンの様子(写真をクリックすると拡大します。)

  

  

 

 
  

 

 

日本館の様子(写真をクリックすると拡大します。)
  

  

  

  

 

会場の様子(写真をクリックすると拡大します。)

  

  

  

  

 

グッズ(写真をクリックすると拡大します。)